2017年7月7日金曜日

ポナとうとう手術@カセサート大学付属動物病院⇔ここは素晴らしい!

シッポナの避妊についてはずっと考えてきました。今まで日本で一緒に暮らしていた歴代さんやティムやヴィヴィ姐さんたちの移住組さんの場合⇔マンション住まいで、出られるとしたらマンションの小さなお庭位だった状態で、外には車が多く、踏切もあるという環境。赤ちゃんを特別に作るという事以外で、発情期の状態を放置することは、猫の体に良くないと獣医さんにも勧められて割とすぐに納得して適齢の時期になるとすぐに避妊手術受けさせてきました。
 
でも、移住後に出会ったシッポナは、ずっと野良さんで、適齢を迎えていても、お外で青春謳歌してました。仏教の教えのタンブン思想のあるこの国で、野良さんたち皆思うがままに生きています。特に田舎のこの街で犬猫みんな住人のくれるご飯でお外暮らし幸せそうです。つい先日も近所の不在中の水撒きを頼まれた際、ずっと私についてくるシッポナと歩いて本当に幸せな時間を過ごしました。このまま赤ちゃんが生まれて一緒に皆カルガモのようについてくるようなそんな夢みたいな田舎暮らしができたらと、ふと思ったりしました

ただ、ポナッチは妊娠しにくいらしくって、想像妊娠3回。そのための疑似出産3回。
そのたびに大騒ぎして、ぐったりして、お腹痛くって、出産の行動には、破水まで実際にあるという、かなり緊迫した状況を経験してきたので、私の勝手な願いだけで赤ちゃん何度も待っていても、ポナッチは本当は負担なんじゃないかって思うようになりました。
        
そこで、今回の決断。やっぱり手術しよう!。でもね、この田舎町に、かかりつけのお医者さんでレントゲンしかないようなところでやってもらうのは大丈夫なのかなと心配になって調べたら、なんとつい最近出来た大学付属の動物病院があるらしいのです。
グーグルマップで調べると、去年の7月現在の写真で、そこにはまだブルトーザーとかまで写っていました。ですから本当に新しいんです。マップはここです↓
https://www.google.co.th/maps/place/%E0%B9%82%E0%B8%A3%E0%B8%87%E0%B8%9E%E0%B8%A2%E0%B8%B2%E0%B8%9A%E0%B8%B2%E0%B8%A5%E0%B8%AA%E0%B8%B1%E0%B8%95%E0%B8%A7%E0%B9%8C%E0%B8%A1%E0%B8%AB%E0%B8%B2%E0%B8%A7%E0%B8%B4%E0%B8%97%E0%B8%A2%E0%B8%B2%E0%B8%A5%E0%B8%B1%E0%B8%A2%E0%B9%80%E0%B8%81%E0%B8%A9%E0%B8%95%E0%B8%A3%E0%B8%A8%E0%B8%B2%E0%B8%AA%E0%B8%95%E0%B8%A3%E0%B9%8C+%E0%B8%AB%E0%B8%B1%E0%B8%A7%E0%B8%AB%E0%B8%B4%E0%B8%99/@12.5125821,99.9677239,3a,75y,90t/data=!3m8!1e2!3m6!1s-URuD_XQ04cc%2FV71XJiYT1RI%2FAAAAAAAAAa8%2Fku1BLdzjSBc-rApE3ciUb7i31FH34G2KQCJkC!2e4!3e12!6s%2F%2Flh6.googleusercontent.com%2F-URuD_XQ04cc%2FV71XJiYT1RI%2FAAAAAAAAAa8%2Fku1BLdzjSBc-rApE3ciUb7i31FH34G2KQCJkC%2Fw156-h117-k-no%2F!7i4032!8i3024!4m5!3m4!1s0x30fdac6cc3be3725:0xae704c06ebde98b8!8m2!3d12.5125821!4d99.9677239?hl=ja

とにかく、予約と予備検査のためにポナッチ連れて行くことにしました。
ホアヒンからカオタキアップ方向に向かって行きます。フライオーバーを超えて、20分くらい行ったところに、その大学はありました。





入り口を入ると、かなり大きな待合室が右手に。左手には受付があります。初診だという事を告げて、手続きをして呼ばれるのを待ちました。

その間にも、色んな患者ならぬ患犬、患猫、患鳥などが通ります。

待合室に入ったポナは、ドキドキしているのかな、物凄く落ち着きません。


大丈夫と声かけて撫でたけど、じっとわたしを見つめて、何をするのと言いたげでした。
お隣に居たにゃんこも不安そうにしています。


診察室の前には掲示板が在り、診察室の番号、順番の紙の番号、先生の名前などが表示されます。気が付かなくても、看護師さんが名前を呼んでくれます。日本の病院と同じですね。長く待たされました。たぶん一時間はかかったかな。まあ予約なしの初日ですから、仕方ないです。待合室は、きれいで、椅子もなかなか座り心地もよく、本や飲み水も有り、フリーWi-Fiでネットもできます。
       
この日は、まずは血液検査で、手術可能かどうか先生との問診もありました。結果がすぐに出て、翌日の手術となったのでした。先生は綺麗な若い女医さんで、交換留学で、東大の獣医科に居ましたなどと、気さくにお話しして下さって、感じの良い方でした。東大の獣医科には、昔飼っていたジャッキーという、麦わら猫の女の子が高いところから落ちた時に、お世話になったことがあります。三毛猫のキキもそこで乳癌の手術したなとか思って、ご縁があったのかとも思いました。

この日は、検査費用と薬代に400バーツと、手術代金3460バーツの内のデポジットとして500バーツを支払いました。手術代は日本円で約1万ちょっと。高くない金額です。
予想としては全部で5~6000バーツくらい。15000~18000円くらいになるでしょう

翌日予約の時間に行って、手術でした。2時間かかると言われ、その間待っていても帰っていても、電話連絡すると言われたので、同じ敷地にあるカフェで待つことにしました。
        
手術室は受付からさらに奥の同じ建物の中にありますが、静かな場所で外にあるベンチで待つこともできます。長く待つので、私は同じ様に敷地内にあるカフェに移動しました。


         
カフェのスタッフさんもとても感じよく、メニューもワッフルやアイスなども充実しています。ここでかなりの時間費やせました。ネット出来るので持ち時間短く感じましたよ。

さて、ポナッチは、完全に覚醒した状態で戻ってきました。聞きはしませんでしたが、今までの経験上、手術して間もなく会うと、皆ボーっとしてるか、眠っていたので、ポナッチは部分麻酔だったのじゃないかなって思いました。暴れないようになにか鎮静剤の点滴をしたのかも。腕に毛が剃られた跡がありましたから。

先生から手術の経過と、今後のお世話の仕方を聞いて、4日後傷の様子を見せに来ることと、その後、1週間で抜糸になるという事を告げられ、傷は2センチくらいだから、すぐ直りますよと言われました。ぺたんと貼られた絆創膏の上をなめてしまわないようにとエリザベスカラーを渡されました。


しかし、ポナちゃんったら、この紐で調節するエリザベスカラーは着けても着けても、手で上手に外して投げます。急こしらえで、何とか膝用のサポーターを利用して作ったコルセットは、恐怖を感じたらしく(お写真はぬいぐるみです^^;)着けると唸りっぱなしになりました。ペット用の大きなおむつは暴れて脱いで逃げてしまい、挙句の果てには逃げ込んだピアノの椅子の上から、足がもつれて石の床に落下です><。。。。。

手術後のまだ傷が生々しいときに、こんなことになって、出血でもしたらと生きた心地がしない私でした。仕方ないので、柔らかい伸縮性のある太幅の包帯を買ってきて、縫い合わせて、寅さんの腹巻状のものを装着してなんとか落ち着きました。


           
翌朝には頂いた痛み止めを飲ませて、やっとお水も飲み、ご飯も食べました。3日たった今日は元気も出て、シカタンがちょっかいだしても、ネコパンチくれるほどに回復しています。元野生の強さはすごいです。一方私は手術前のかなり長い日にち悩んだのと、その後のプロテクター拒否時に床に墜落した時のショックのせいで、その夜急変しないかとの心配で眠れず、一気に具合が悪くなってしまって、翌朝から激しい吐き気と、腹痛で、まったく食べ物がのどを通らなくなってしまって、丸一日ポナッチ抱っこして寝込んでました^^;。
           
さあ、明日は再び病院です。先生に傷を見てもらって、よかったら1週間後に抜糸です。
もうこれで、赤ちゃんは無理になりましたが、ポナッチは、これからあの辛い繰り返しに悩まされることなく、お腹も痛くならないで元気に暮らせます。これでよかったんだってポナッチに言って聞かせている私でした。

ここまで見てくださってありがとうございます。お別れに、ポナッチには赤ちゃん来なかったけど、代わりに、やんちゃな弟がやってきて、早くも一か月経過。そのやんちゃぶりは半端ないのですが、ポナッチも一応認めて一緒にご飯食べたりするようになっています。そんなシカタンの貴重な静かでいる時間の姿貼っておきますね。お写真のポナチは手術のちょっと前の時です。かなり太ってきてましたw。

ではまたです。次回は元気になったポナちゃんの姿お見せできると思います^v^b

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